○
小峯松治議長 日程第4、行政報告を行います。 町長より報告を求めます。 飯島町長 〔
飯島和夫町長 登壇〕
◎町長(飯島和夫) 皆様、おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、令和4年第6回
川島町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともにご多用の中、ご出席をいただき、誠にありがとうございます。 本定例会におきまして、条例の改正をはじめ、令和4年度
一般会計補正予算等の諸案件をご審議いただけますことは、町政進展のため、誠にご同慶に堪えないところでございます。 それでは、初めに
新型コロナウイルス感染症の状況について申し上げます。 当町でも8月に792人の感染が確認されるなど、過去最大、爆発的感染となった第7波は夏をピークに減少傾向にありました。しかし、現在は再び上昇に転じ、既に第8波に入っているという見解もあることから、その推移を注意深く見守っているところであります。 また、水際対策の緩和や円安により、海外からの渡航者の大幅な増加が見込まれている一方で、欧米諸国では
季節性インフルエンザの流行が確認されております。これから本格的な冬の季節を迎えるに当たって、
新型コロナウイルス感染症と
季節性インフルエンザの同時流行が懸念されており、より一層の
感染症対策を講じていかなければなりません。 皆様には再々になりますが、効果的な換気やこまめな手洗い、3密を避けるなど、基本的な
感染防止対策の継続をお願い申し上げますとともに、
ワクチン接種を希望される方が円滑に接種できるよう努めてまいります。 なお、町では
オミクロン株対応の
ワクチンBA.1の接種を9月30日から、BA.4-5は11月13日から開始をいたしました。 感染が国内で確認されてから間もなく3年がたとうとしております。この3年間、紆余曲折しながらも様々な知見と経験を積み重ね、懸命に対応してまいりました。今後も町民の皆様の健康と暮らしを守るため、引き続き
感染症対策に全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、町政の状況につきまして、議会の
常任委員会の所管ごとに報告をいたします。 初めに、
総務経済建設常任委員会関係でございます。 まず、川島町町制施行50周年記念事業ですが、10月23日に
カーフェスティバルin川島を、10月29日に夜空を彩る かわじまランタン祭~輝く未来への思いの灯火~を開催いたしました。
カーフェスティバルは、旧車を愛好する団体と
一般社団法人さまちかが運営を担い、330台に及ぶ貴重な旧車とバラエティに富んだ町の特産品が会場に集結しました。7,000人を超える来場者の中には町外の方も多く、川島町の
認知度アップにつなげることができ、
恒例イベントとしての開催を期待する声も聞かれました。 また、初の試みとなったランタン祭は、町と商工会、かわじま☆未来塾が連携して開催いたしました。約7,000人が集まった平成の森公園には、20店以上のグルメが立ち並び、
特設ステージでは様々な企画が催されるなど、笑顔あふれるイベントとなりました。大きな歓声とともに150基ほどの
LEDランタンが舞い上がった夜のイベントは、初開催ながら成功裏に終えることができたと感じております。 また、町制施行50周年記念事業として、現在、50年後の未来へ向けて町民の皆様からメッセージを募集しております。同時に、10年後のわたしへ・あなたへといった手紙も募集しており、皆様の思いのこもったメッセージと手紙をしっかりとお預かりし、10年後、50年後の未来にお届けをいたします。 次に、DXの推進でありますが、国の採択を受け実施している
ガバメントクラウド先行事業は、本町では12月12日に新たに
ガバメントクラウド上での運用開始を予定しております。現在、移行前の
最終チェック作業を行っております。移行後も
セキュリティ面や運用コストの削減といった精査を続けるとともに、共同化事業へ参加する県内20町村がスムーズに移行できるよう丁寧に検証してまいります。 次に、
マイナンバーカードについてですが、交付率は11月20日現在60.61%で、引き続き県内市町村第1位となっております。なお、国は
マイナンバーカードと
健康保険証を一本化し、2024年秋に現在の
健康保険証の廃止を目指すことを発表いたしました。町では、
マイナンバーカードのさらなる普及を目指し、個人宅訪問など積極的に地域へ出向く活動を続け、誰一人取り残されることがないよう取得推進に努めてまいります。 また、マイナポイント第2弾に当たり、申請をサポートする職員を役場窓口に配置し、これまでに約2,000件のご案内を行いました。
ポイント申請のほかに、保険証とのひもづけや
公金受取口座の登録等についてもご案内しており、パソコンなどの操作が苦手な方からは、不安だったので助かったと高評価をいただいております。 次に、防災関係ですが、水害を想定した防災訓練を9月4日に実施いたしました。川島中学校では、三保谷地区区長、水防団、町職員による避難所の開設を、町外では各
広域避難場所の開設を行いました。
感染症対策を加えるなど、より実践的なものに見直しましたが、こうした訓練を繰り返し行うことが大事であると考えており、引き続き、防災活動の円滑化を図り、災害に強いまちづくりを目指してまいりたいと考えております。 また、10月には小学4年生と中学2年生を対象とした防災学習を行いました。水害の危険性やいざというときの避難方法といった説明に加え、実際に備蓄品などにも触れてもらうことで、日頃からの備えについても自分事として身近に感じてもらいました。子どもたちからは、避難の大切さが分かった、家族で話し合いたいといった様々な感想がありました。 今後も災害に備え、一人一人が正しく理解し、的確な判断の下で防災・減災行動がとれるよう、地域や学校での防災教育の充実を図ってまいります。 次に、
自治会関係ですが、11月6日に開催した
区長会研修会では、外部講師を招き、活気ある
自治会活動を行うノウハウなどをテーマに41人の皆様にご参加をいただきました。 自治会は
地域コミュニティを形成する上で核となる大変重要な役割を担っております。町としても、
ウィズコロナ、
アフターコロナの時代を見据えた中で、引き続き自治会の活動を支援してまいります。 続きまして、
文教厚生常任委員会関係でございます。 まず、新しい
ごみ処理施設の整備ですが、三保谷宿(南)を建設候補地として選定した後、三保谷宿と
山ケ谷戸地区の皆様を対象に説明会を開催いたしました。 また、11月には地理的要因が当町と類似している長野県の
ながの環境エネルギーセンターへ視察会を開催いたしました。 今後も丁寧な説明と、
ごみ処理施設や関連する施設への視察を重ね、さらなるご理解を深めていただけるよう努めてまいります。 次に、協定関係ですが、11月9日、
一般財団法人セブンイレブン記念財団、
荒川太郎右衛門地区自然再生協議会、
国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所、川島町の4者で「埼玉セブンの森」事業に係る連携に関する協定を締結し、記念植樹を行いました。この事業は、町内に位置する
荒川太郎右衛門自然再生地中池エリアを活動対象に、大切な自然環境を保全・整備し、次代に引き継ぐことを目的とした県内初の事業となります。 町といたしましても、自然再生地を守り、周辺地域の一層の活性化を図ってまいります。 次に、さきの第5回臨時会で議決をいただきました電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金ですが、11月18日に、対象世帯1,504世帯へ確認書を発送しました。これまでに281件の方から書類の返送があり、初回の振込を本日11月30日に行ったところであります。 また、家計を直撃している物価高騰に対し、町独自の支援策として実施するかわじま
元気クーポン配布事業や高校生を応援!
電子マネー配布事業なども皆様へ一日でも早くお届けできるよう、速やかに事務処理を進めております。 次に、
介護予防事業ですが、9月5日に
鳥羽井集落センターにて、かわべえいきいき体操の新規立ち上げがあり、これで全19会場となりました。コロナ禍で新規の立ち上げが難しい状況でしたが、約3年ぶりに立ち上げることができました。現在、鳥羽井の会場では、毎週月曜日、サポーター7人、参加者約10人で元気に取り組んでおられます。今後も多くの方が地域で介護予防に取り組むことができるよう、通いの場の立ち上げを支援してまいります。 次に、公共施設での集団健診ですが、1回目を9月25日から4日間、2回目を11月14日から3日間の計7日間実施いたしました。受診者は、特定健診793人、長寿健診264人、若者健診等41人、大腸がんなどの各種検診が延べ3,269人となっております。 なお、昨年度の特定健診の受診率は49.1%、県内市町村第3位の順位を誇り、県からも高く評価をされております。引き続き受診勧奨を進め、受診率の向上に努めるだけでなく、健診結果を生かした保健指導の充実も図ってまいります。 次に、保育園に関してですが、10月31日、大学教授や園長、保護者の代表など12人の委員から成る川島町
保育園経営改革審議会を開催し、今後の保育園の在り方について諮問をさせていただきました。 子どもたちは未来への希望であり、川島町の宝であります。保育園の在り方も含め、若い世代の方に子育てするなら川島町と思っていただけるよう、子育てに優しく、快適で暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。 結びに、10月1日、カインズモールで開催された
レインボーフェスティバルや週末に役場庁舎前で開催しているかわじまるしぇなど、50周年記念事業のほかにも徐々にイベントが再開できるようになってまいりました。
新型コロナウイルスの感染確認は再び増加傾向にあり、まだまだ油断はできませんが、3年ぶりに多くの催しが行われ、まちに活気が戻ってきたことをとてもうれしく思っております。 そして、参加された皆様の笑顔を拝見し、人と人とが直接顔を合わせ、触れ合うことの大切さを改めて実感いたしました。 この状況を継続するため、早期の
ワクチン接種や基本的な
感染防止対策を徹底し、皆様と一緒に第8波と言われる感染拡大を乗り切れますよう切にお願い申し上げ、本定例会の行政報告とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○
小峯松治議長 ご苦労さまでした。 続きまして、教育長より報告を求めます。
中村教育長 〔
中村正宏教育長 登壇〕
◎教育長(中村正宏) おはようございます。 議長より報告を求められておりますので、
教育委員会所管の行政報告を申し上げます。 全国的に
新型コロナウイルスの感染者が増加し、既に第8波に突入したと指摘する専門家もいます。この第8波は、
季節性インフルエンザの同時流行も懸念されています。
教育委員会では、学校教育と社会教育のいずれにつきましても、
感染防止対策の徹底を継続し、学びを止めないのフレーズの下、様々な教育活動を実施しております。 さきの定例会後、
教育総務課関係では、各小学校で昨年度と同様に規模を縮小しての運動会、各中学校では文化祭が行われました。 次に、
教育委員会の開催状況を報告いたします。 9月から11月にかけて定例会を3回開催し、各種議案を審議しました。9月の定例会議では、令和5年度当初
教職員人事異動の方針について、10月の定例会では、令和4年度
就学援助受給申請者の認定について、11月の定例会では、川島町
学校運営協議会規則を定めることについてなどを審議、決定していただきました。 次に、
教育総務課関係の事業について報告いたします。 令和5年度に小学校へ入学予定の児童を対象とした就学時健康診断を10月に各小学校で実施し、88名が受診いたしました。 次に、小学生への
英検受験対策として、町内各校への
ALT派遣事業者による
小学生英語検定取得支援講座を9月に開催した上で、
英語検定受験推進事業を10月1日土曜日に役場庁舎で実施しました。受験者数は、小学校5年生、6年生合わせて44名です。受験級の内訳は、5級が31名、4級が10名、3級が3名で、合格者は、5級が15名、4級が8名、3級が1名でした。 また、中学生への
英検受験対策として、私塾の講師3名をお迎えし、学校と私塾が連携した
英語検定取得支援講座を同じく9月に開催した上で、中学生を対象とした
英語検定受験推進事業を、10月8日土曜日に各中学校で実施しました。中学生の受験者数は63名です。受験級は、4級が14名、3級が27名、準2級が19名、2級が3名で、合格者は、4級が9名、3級が16名、準2級が11名でした。 次に、
学力向上推進事業として、11月11日に
日本語検定試験を町内各小学校で実施いたしました。この事業は、全ての学習の基盤である国語力、読解力の向上を目的に、町内小学校5年生、6年生の全児童が日本語検定を国語学習の一環として受検する事業で、検定料は町で負担しています。5年生の122名が6級を、6年生の132名が5級を受検しました。なお、結果については12月中旬に発表される予定です。 次に、11月1日、2日の2日間、児童・生徒の学力向上並びに教職員の意識改革と指導力の向上を目的に、学力日本一である秋田県に町内各校の代表教員等8名を派遣する秋田県
教員研修事業を実施しました。なお、この事業は、令和元年度から3年ぶり、4回目の実施となります。 横手市
教育委員会、
横手市立増田小学校と増田中学校へ派遣し、研修生は秋田県の質の高い秋田式授業を学びました。 今後、各学校での研修報告や公開授業を計画的に実施して、川島町の教員のさらなる指導力向上を継続して図ってまいります。 次に、学校給食関係ですが、11月2日に町内小・中学校で町制施行50周年を記念した献立の給食を提供しました。町の特産品の一つであるイチジクのソースで味つけをしたから揚げや町のマスコットであるかわべえとかわみんがプリントされた味のりなど、日頃とは一味違う給食は子どもたちに大変好評でした。また、話題性もあり、新聞などでも多く紹介していただきました。 続きまして、生涯学習課関係の事業について報告いたします。 生涯学習事業についても、昨年度同様、感染症拡大防止に最大限配慮して事業を実施しています。 これまで毎年春に開催していた郷土芸能祭の開催時期をずらし、10月9日に3年ぶりとなる第35回郷土芸能祭~未来に伝えよう万作踊り~を開催いたしました。 川島町万作保存連絡協議会や川島町ほなみ会の皆様の協力の下、13団体が参加し、盛大に開催することができました。 また、従来の地区体育祭の内容を一新し、趣向を凝らしたスポーツイベントが、9月25日には伊草公民館、10月2日には八ツ保公民館と小見野公民館で合同、10月8日には三保谷公民館と出丸公民館の合同で開催されました。 なお、旧出丸小、旧小見野小の開放事業である地域学校協働活動については、4年目を迎え、地域住民である運営スタッフが経験を重ねたこともあり、イベントの内容も充実し、来場する利用者から大変好評を得ています。 そのため、この実績が認められ、県知事から埼玉・教育ふれあい賞をいただきました。 次に、10月5日から10月26日にかけて、町内4校で令和5年度小学校入学予定児童の保護者を対象に、就学時健康診断の際に、家庭教育講座親の学習を実施いたしました。参加者は、規則正しい生活習慣の大切さや、子どもの発達段階に応じた親の関わり方、親子の触れ合いの大切さなどについて学習いたしました。 次に、10月29日から11月3日にかけて、コミュニティセンターを主会場として第42回川島町中央文化展を開催しました。昨年度より出品者の1人の展示数を増やして開催しましたが、幼児から高齢者までの幅広い年齢層から884点ものすばらしい作品が出展されました。 11月3日の文化の日には、川島町町制施行50周年記念式典が執り行われ、この式典の中で町表彰条例に基づく表彰に引き続き、町スポーツ推進条例に基づく表彰が行われ、スポーツ賞として功労賞3名、優秀選手賞13名の方が表彰されました。 また、同日にスポーツチャレンジ2022と川島町生涯学習町民ふれあいフェスティバルを同時に開催しました。 今年で3回目となるスポーツチャレンジでは、川島町総合型地域スポーツクラブ、スポーツ推進委員協議会と連携し、跳び箱教室、ボルダリング体験、ボッチャ体験を行いました。 また、昨年に引き続き、スポーツ習慣の獲得のため、武蔵丘短期大学の協力を得て、スポーツ推進委員が中心となり体力測定を実施しました。さらに、町スポーツ協会、町スポーツ少年団の協力の下、スポーツ団体紹介コーナー、各種スポーツ体験広場を実施するなど、スポーツチャレンジ全体では452名の方に参加をいただきました。 川島町生涯学習町民ふれあいフェスティバルでは、3年ぶりに町民会館ステージでダンスや演奏などのパフォーマンスを計13団体に披露していただき、474名にご来場いただきました。 役場庁舎多目的室では、作品発表の場として、10月24日から11月6日まで、西中学校美術部立体作品・サファリパークを展示しました。これも大勢の方にご来場いただき、大変好評でした。 また、この展示会開催中の11月3日には、西中学校の美術部員によるギャラリートークを行い、参加した生徒は、制作の際に苦労したことやこだわったポイントなどを来場者に説明していました。 11月5日には、第28回かわじま音楽祭~音楽のちから~が実行委員会形式により開催されました。こちらは実行委員会の意向もあり、
新型コロナウイルス感染症対策として、無観客での開催となりました。 次に、中央公民館主催の学習講座についてですが、フォークギター教室、スマートフォン教室~初級編~、親子で家庭菜園、文学散歩などを実施し、参加者の満足度が高い講座となりました。 次に、図書館事業についてですが、中高生POPコンテスト2022を開催しました。POPとは、書店などで商品を魅力的に説明するために展示するカードです。夏休みから9月20日にかけて募集し、20点の応募がありました。なお、図書館長賞は川島中学校3年生の今井大幹さんが受賞しました。10月18日から11月27日まで、全ての応募作品を中央文化展や図書館などで展示しました。 以上、
教育委員会所管の行政報告といたします。ありがとうございました。
○
小峯松治議長 ご苦労さまでした。 以上で行政報告を終わります。
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△閉会中の
特別委員会行政視察報告(
ごみ処理施設建設に関する
特別委員会)
○
小峯松治議長 日程第5、閉会中の
特別委員会行政視察報告についてを議題といたします。
ごみ処理施設建設に関する
特別委員会行政視察が終了しております。 会議規則第77条の規定により行政視察報告書が議長宛てに提出されておりますので、委員長よりその内容等について報告を求めます。
ごみ処理施設建設に関する
特別委員会委員長より行政視察報告を求めます。 小高委員長 〔小高春雄
ごみ処理施設建設に関する特別委員長 登壇〕
◆小高春雄
ごみ処理施設建設に関する特別委員長 それでは、続きまして、
ごみ処理施設建設に関する
特別委員会視察研修の概要をご報告申し上げます。 期日、令和4年10月20日、21日。 視察地、富士市新環境クリーンセンター(静岡県富士市)、町田市バイオエネルギーセンター(東京都町田市)。 視察事項、富士市新環境クリーンセンターの新型可燃
ごみ処理施設と町田市バイオエネルギーセンターの首都圏初の乾式メタン発酵
ごみ処理施設について。 参加者、
ごみ処理施設建設に関する
特別委員会6名、議会議長、副町長、
議会事務局長、
町民生活課長、計10名でございます。 富士市、環境部廃棄物対策課施設担当2名、新環境クリーンセンター職員1名、
議会事務局2名、計5名でございました。 町田市におかれましては、環境資源部循環型施設管理課担当課長、循環型施設管理課長、循環型施設整備課長、
議会事務局担当係長の計4名でございます。 交通に関しましては、貸切りバスで行いました。 調査報告。 富士市新環境クリーンセンターについて。 富士市は、人口約25万人、面積は244.95キロ平方メートルで静岡県東部に位置し、富士山の南麓に広がっています。古くから製紙産業が盛んで、紙のまちとして成長し、その後、紙パルプのほか化学、電気機械産業などの産業が発達してきました。平成20年11月には、隣接する富士川町と合併し、新富士市となりました。 富士市新環境クリーンセンターは、平成29年7月から建設工事がスタートし、令和2年6月に工場棟が完成し、10月から本格稼働をしています。建設工事費は226億8,000万円、運営管理費は145億8,000万円(20年間)でございます。一般可燃ごみを焼却する工場棟に加え、持込みごみの選別と保管を行う資源回収棟、大浴場や環境学習設備を備えた循環啓発棟などがあります。 工場棟は、南斜面の傾斜地を造成し建設され、地下2階、地上5階建てで、処理能力は1日250トンでございます。処理方式は全連続燃焼式、発電設備として蒸気タービン発電機が設置されていました。蒸気タービン発電機でつくられた電気は家庭用で1万5,000世帯を施設内で使い、余った分は売電し、年間約3億円の売電収益を上げていました。 新
ごみ処理施設建設に当たり、地域の皆さんからは、施設建設に伴う地域環境への影響に対する懸念や、安心・安全な施設とすることを前提として、地域による環境監視体制の構築、余熱利用施設や環境啓発施設の整備、地区全体のまちづくりに関する要望など幅広く意見が出されました。 附帯設備として整備された環境啓発棟には、余熱を利用した余暇利用体験施設ふじかぐやの湯やレストラン、大広間が整備され、令和3年度の利用実績は目標4万9,000人に対して5万7,179人の利用がありました。楽しみながら3Rや環境を学べる修理再生施設ふじさんエコトピアの利用実績は、目標8,000人に対して9,150人の利用がありました。いずれも目標を上回る利用があり、住民の方からは好評のようでした。また、循環啓発棟の運営管理費は年間6,500万円でした。 災害対策としては、地震と津波の影響を配慮し、強い岩盤がある高台が建設地として選定され、災害によりライフラインが寸断された場合にも速やかにごみ焼却を再開し、発生する熱エネルギーを利用した発電・温水等の余熱利用を通じて住民生活を支援するとのことでした。この循環管理棟は災害時には地域の福祉避難所として活用されます。 町田市バイオエネルギーセンター(東京都町田市)についてでございますが、町田市は、人口約43万人、面積は71.55キロ平方メートルでございます。東京都の南部に位置し、町田駅周辺を中心とした商業・文化ゾーンを囲んで住宅街や大規模な団地が点在しており、北部は丘陵地域を中心に豊かな自然環境にも恵まれております。 町田市バイオエネルギーセンターは、市内のごみ処理を行っていた町田リサイクル文化センターが老朽化したため、新たな施設設置場所を2011年から3年間をかけて市内数か所の候補地から検討し、最終的には既存敷地に決定をいたしました。平成29年7月から建設工事がスタートし、令和4年1月から稼働を開始しております。建設工事費は270億8,000万円、運営管理費は157億円(20年間)ということでございます。 工事棟は地下2階、地上5階建てで、管理棟は地上4階建てであります。処理能力及び処理方式は、ストーカー式焼却炉1日258トンとバイオガス化施設乾式高温メタン発酵50トンは、首都圏初の乾式メタン発酵による都市
ごみ処理施設となりました。発電設備として蒸気タービン発電機では1日に最大1万4,000世帯分の電気をつくり出すことができます。また、バイオマスガス発電機も設置されておりました。 町田市のバイオエネルギーセンターで発電した電力は、工事棟、管理棟で使用し、残った電力については売却しています。令和4年9月までの1か月平均約5,000万円で売電をしておりました。 バイオマス化施設の導入に至った経緯は、地域及び地球環境を守るため、ごみになるものを作らない・燃やさない・埋め立てないを市の基本理念に掲げ、2006年にごみゼロ市民会議を立ち上げ、130名を超える市民委員と市職員、学識経験者が協力して、延べ290回の会合を重ねてごみの減量と資源化の促進に向けた協議、検討を行いました。 同会議から2007年11月に提出された提言で、焼却炉とバイオマス化施設の一体整備の検討を開始いたしました。バイオマス化施設については、導入実績が少ないことやアンモニア等発酵阻害物質の影響、安全性や耐久性などについても疑問視する意見がありましたが、生ごみ等の生物化学的処理とエネルギー回収を効率的に行い、エネルギーの利用形態を選択できることや固定価格買取制度によるバイオマス発電の買取価格の有利性等がまとめられました。また、循環型社会形成推進交付金率(対象設備の2分の1)のコストメリットが後押しとなり、バイオマス化施設の導入が決定されました。 バイオマス化施設では、ごみピットの中の有機性ごみを破砕選別装置で細かくし、メタン発酵に適した生ごみなどを取り出して発酵槽へ投入していました。発酵槽では、微生物の働きで20日かけて発酵させてバイオガスを発生させ、ガス貯留装置に貯留していました。バイオガス発電機で発電した電気は、1キロワット当たり39円と蒸気タービン発電機での買取価格1キロワット当たり17円よりも高く売電していました。また、発酵層から出る発酵残渣は、脱水装置で水分を絞ってから焼却処分されていました。 災害時には、地震に強い構造になっていて、施設を安全に停止させた後に非常用発電機で施設を速やかに稼働させ、早期にごみ処理と発電ができるようになっています。また、施設内には、小規模ながら風力発電、太陽光発電、水力発電の設備もされ、自然エネルギーの学習に活用されていました。同センターで発生させた熱エネルギーを活用して、隣接する室内プールと温浴施設が整備されて地域の方々に活用されておりました。 富士市の新環境クリーンセンターの建設では、建設予定地が決定してから17年、着工から3年半の時間を費やしましたが、その間、地域の皆様との協議を重ねながら施設の在り方を決めていました。地域の皆様の要望で整備した温浴・啓発施設は目標以上の方々に利用され、環境について学べると同時に交流の輪を広げる施設となっていました。 また、町田市バイオエネルギーセンターの建設では、2006年にごみになるものを作らない・燃やさない・埋め立てないを基本理念に掲げて、再生可能エネルギー利用や環境負荷の低減に向けて住民の皆様と10年余り協議を重ねていました。 川島町が現在取り組んでいる2市1町による新
ごみ処理施設建設についても、建設する施設規模を検討するに当たり、ごみの排出量が影響してきます。今回視察した富士市、町田市と川島町の令和2年度における1人1日当たりの可燃ごみの量を比較してみると、富士市が657グラム、町田市が524グラム、川島町が694グラムとなっており、富士市と同程度で町田市よりも1.3倍多くなっています。新
ごみ処理施設建設を進めながら、ごみの減量化に向けた学習等を住民の皆様とより具体的に取り組むことも重要ではないか考えております。 以上、本
特別委員会の行政視察の報告とさせていただきます。 令和4年11月30日、
川島町議会議長、小峯松治様。
川島町議会ごみ処理施設建設に関する
特別委員会委員長、小高春雄。 以上です。ありがとうございました。
○
小峯松治議長 ご苦労さまでした。 休憩いたします。 なお、10時30分より再開いたします。
△休憩 午前10時18分
△再開 午前10時30分
○
小峯松治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△町長提出議案の一括上程、説明
○
小峯松治議長 日程第6、議案第49号 川島町職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例を定めることについて、日程第7、議案第50号
川島町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第8、議案第51号 町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第9、議案第52号 川島町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第10、議案第53号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第5号)、日程第11、議案第54号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第2号)、日程第12、議案第55号 令和4年度川島町
下水道事業会計補正予算(第2号)、日程第13、議案第56号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第6号)、日程第14、議案第57号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第3号)、日程第15、議案第58号 町道路線の廃止(町道4074号線)について、以上10件、一括上程いたします。 提案理由の説明を求めます。 飯島町長 〔
飯島和夫町長 登壇〕
◎町長(飯島和夫) それでは、議長の命に従いまして、議案について提案理由をご説明申し上げます。 議案第49号 川島町職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例を定めることについてですが、この案は、
地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年を段階的に65歳に引き上げること等に関し関係条例に所要の改正が必要なため、提出するものであります。 議案第50号
川島町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、令和4年人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の趣旨に鑑み、
川島町議会の議員の期末手当の額を改定したいので、条例に所要の改正が必要なため、提出するものであります。 議案第51号 町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、令和4年人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の趣旨に鑑み、町長、副町長及び
教育委員会の教育長の期末手当の額を改定したいので、条例に所要の改正が必要なため、提出するものであります。 議案第52号 川島町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、令和4年人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、一般職員の給与を改定したいので、条例に所要の改正が必要なため、提出するものであります。 議案第53号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第5号)ですが、この案は、人事院勧告等に関する人件費の補正のため、規定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものであります。 議案第54号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第2号)ですが、この案は、収益的支出の既決予定額に24万2,000円を追加し、4億4,499万2,000円とし、また資本的支出の既決予定額に9万円を追加し、2億4,361万6,000円とするものであります。 議案第55号 令和4年度川島町
下水道事業会計補正予算(第2号)ですが、この案は、収益的支出の既決予定額に10万2,000円を追加し、4億7,319万9,000円とし、また資本的支出の既決予定額に4万9,000円を追加し、6億7,253万2,000円とするものであります。 議案第56号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第6号)ですが、この案は、規定の予算に歳入歳出それぞれ2億7,165万3,000円を追加し、総額を82億1,835万9,000円とし、債務負担行為及び地方債の追加をするもので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものであります。 議案第57号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第3号)ですが、この案は、収益的支出の既決予定額に889万円を追加し、4億5,388万2,000円とするものであります。 議案第58号 町道路線の廃止についてですが、この案は、町道4074号線の払下げに伴い廃止したいので提出するものであります。 以上、簡単ではございますが提案理由の説明とさせていただきます。 細部につきましては、担当課長よりご説明申し上げますので、十分ご審議の上、原案どおり可決決定賜りますようお願い申し上げます。
○
小峯松治議長 ご苦労さまでした。 お諮りいたします。 今定例会に上程されました議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号、議案第54号、議案第55号については、会議規則第39条第3項の規定により、
常任委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、上程されました議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号、議案第54号、議案第55号については、
常任委員会の付託を省略することに決定いたしました。
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△議案第49号の説明、質疑
○
小峯松治議長 日程第6、議案第49号 川島町職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。
内野総務課長 〔総務課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 柴田議員
◆
柴田一典議員 こちらの条例の関係も年金が65歳支給ということで大きく変わったことによって、それに伴って様々な措置を講じている中の一つだと思います。 ここでちょっとお聞きしたいのは、まず参考までに、現在でも埼玉県の教育局では、例えば校長職にあった方が60歳で定年になりました。それ以後、そのままの職で、校長という職で引き続きその職を全うされている、当然、給与のほうも7割程度にはなってしまいますが、そういった事例がもう数年前から埼玉県では採用されていました。 ここの第9条の関係を設けていただいた関係で、退職から1年、特別な事情がある場合は3年、その管理監督職勤務上限年齢によるというような特例のところが9条かと思いますが、それによって川島町でも埼玉県と同じように、川島の場合は一番上が課長職でありますけれども、その職に特化して特に引き続きその職にとどまって、例えば後輩を育ててほしいとかという意思があればこういった第9条を使って1年ないし3年の形で同じ職での対応ができるのかどうか、確認の意味で質問させていただきます。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。
内野総務課長
◎総務課長(内野修一) それでは、柴田議員の質問にお答えをいたします。 今回の定年等に関する条例の一部改正なんですけれども、内容的には最初申し上げたように定年を1歳ずつ段階的に引き上げて、最終的には65歳とするものなんですけれども、本条例改正の中身といたしましては、基本的な部分としましては管理監督職勤務の上限年齢制の導入というものが導入されております。 内容的には、組織の新陳代謝を確保し、その活力を維持するため、基本は管理職、主幹以上の職を占める職員については原則として60歳に達した以後、最初の4月1日に管理職以外の職に降任するという形が、これがまず基本という形となってございます。 ただし、特例として、第9条の関係なんですが、上限年齢制による降任及び管理監督職への任用の制限の特例は基本的には設けてあるというような形になります。 特例の上限としまして、こちらに1号、2号、3号とあるんですが、高度の知識、技能または経験が必要で欠員を補充できない場合、勤務条件に特殊性があり欠員を補充できない場合等の理由がある場合には延長できる規定のほうは設けさせていただいてございます。 そういった事由が生じた場合には、この条文が適用されることもあり得るという形となってございます。 以上です。
○
小峯松治議長 柴田議員
◆
柴田一典議員 ありがとうございました。 県の実例を見ても、その職にいて実績を残して、この仕事っぷりを後輩に伝えたいなというような職員もかなりいます。そういったときにはこういった特例を生かしていただきながら人事のほうも進めていただければと思います。 これから先の話ですが、川島町も実数200人いかない職員の中で回しているわけで、年代によっては底が抜けてしまっているところもあると思います。そういった意味の補完も含めて、特に課長職について、それ以後の60歳以降の任用についてはそれなりのポジションでやることも含め検討していただければと思うんですが、最後に見解を伺って終わりにします。
○
小峯松治議長 再質疑に対し答弁を求めます。
内野総務課長
◎総務課長(内野修一) それでは、柴田議員の再質問のほうにお答えをいたします。 先程特例の条件を申しましたが、条件に適用するというかそういった事由が起こる可能性はなきにしもあらずですので、そういったときは十分にこの条例において審議というか検討していくことになろうと考えております。 以上です。
○
小峯松治議長 ほかにございますか。 新井議員
◆
新井悦子議員 まず、段階的に公務員の定年が延びてくるということで、最終的にはどの辺をめどに65歳が全員になっていくのか教えていただきたいと思います。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。
内野総務課長
◎総務課長(内野修一) 実際には令和5年度、来年度から60歳が61歳にまずは延びます。その対象者の職員の生年月日なんですが、昭和38年4月1日生まれの方についてが、すみません、それについては令和4年度、それは今年の定年ですのでその1個次の世代、昭和38年4月2日から39年4月1日の方、こちらが61歳に定年退職というような形となります。 段階的にその次の年代、39年4月2日から40年4月1日生まれの次の世代が62歳が定年、その次が63歳、1歳ずつこういった形で延びていって、最終的に65歳になる年代というのが昭和42年4月2日から43年4月1日生まれの方からは、以降の方は65歳が定年退職になるという形となって、順々に1歳ずつ繰り上がっていくというような形となっております。
○
小峯松治議長 新井議員
◆
新井悦子議員 ありがとうございます。 多くの方が65歳から、昭和42年4月2日以降の方からということで分かりました。 それと、60歳以上1年ごとということで、先程条例の中で月額給料が7割措置ということで出ておりますが、例えば60歳以降からなった場合の仕事的内容で7割措置だと、例えば現行の再任用の職員よりも給料が下がるという可能性もあるのではないかというのが国のほうからも出ておりますが、7割になった後でも65までのもう一度定年になるまでの間の何かほかにメリットというか、この7割措置だけでなく延長になることで何がメリットになっていくのか、分かれば教えていただきたいと思います。
○
小峯松治議長 再質疑に対し答弁を求めます。
内野総務課長
◎総務課長(内野修一) 先程言われた再任用制度については、ここで条例が廃止されて定年が延長されるというような形なんですが、基本的な給与につきましては、公務員法の改正に伴いまして7割程度というような形で給料の格付的には今もらっている、課長職であれば課長職の給料月額の7割相当するところに格付をするというような形となってございます。 ただし、先程言ったように管理監督職は降任するという形となりますので、ほぼ主査職になると思いますが、主査職に降任してというような形となります。 給料については下がるというような情報は入ってないんですが、基本的には給料月額は変わらないという形で考えております。
○
小峯松治議長 ほかにございますか。 渋谷議員
◆
渋谷幸司議員 それでは、3条のところで65歳に引き上がるというお話です。それで2年に一度、1歳ずつというお話でございました。 その中で、先程の課長答弁の中でも組織の新陳代謝というお話もありまして、このことは影響しなければいいなということを心配しております。 というのは、こういうことで定年延長になった職員が定数内になるのかなというふうに思っていまして、新規採用、そういうことにちょっと影響があるのかどうか、その辺の考えについてお尋ねしたいと思います。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。
内野総務課長
◎総務課長(内野修一) 組織上、職員数には正規職員として含まれます。延長された場合につきましては。 先程申し上げた再任用制度、現在においてももう再任用制度、フルタイムの職員もいますし、パートタイムも職員もいます。現行65歳まで勤めることができますので、今回定年の改正条例があるからといって今までと変わることは基本的にはないというような形で、職員数の採用についても定期的に今後の職員数を見ながら採用のほうはしていきたいと考えております。
○
小峯松治議長 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結いたします。
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△議案第50号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第7、議案第50号
川島町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。
内野総務課長 〔総務課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 稲村議員
◆
稲村美代子議員 議員の期末手当の引上げについてでございますが、議員は特別職であり、また、町民の生活が大変な時期でもありますのでアップするのは不適当と考え、反対いたします。
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第50号
川島町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 議案第50号は原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○
小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第50号
川島町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第51号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第8、議案第51号 町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。
内野総務課長 〔総務課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 稲村議員
◆
稲村美代子議員 町長等の期末手当の引上げについてですが、町長等は特別職であり、また、町民の生活が大変な時期でもありますので、アップするのは不適当と考え、反対いたします。
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第51号 町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 議案第51号は原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○
小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第51号 町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第52号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第9、議案第52号 川島町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。
内野総務課長 〔総務課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第52号 川島町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第52号 川島町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第53号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第10、議案第53号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第5号)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 藤間
政策推進課長 〔
政策推進課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第53号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第5号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 議案第53号は原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○
小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第53号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第5号)は原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第54号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第11、議案第54号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 石川
上下水道課長 〔
上下水道課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第54号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第54号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第55号の説明、質疑、討論、採決
○
小峯松治議長 日程第12、議案第55号 令和4年度川島町
下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 石川
上下水道課長 〔
上下水道課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結し、討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 議案第55号 令和4年度川島町
下水道事業会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第55号 令和4年度川島町
下水道事業会計補正予算(第2号)は原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第56号の説明、質疑
○
小峯松治議長 日程第13、議案第56号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第6号)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 藤間
政策推進課長 〔
政策推進課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 矢内議員
◆
矢内秀憲議員 それでは、3か所質疑をさせていただきます。3課にわたると思われますので、よろしくお願いいたします。 まず、
子育て支援課長には20、21ページの3目の児童措置費、それから
町民生活課長には24ページ、25ページの1目の塵芥処理費、それから、
教育総務課長には26、27ページの2項及び3項のそれぞれ1目学校管理費について、お尋ねしたいと思います。 まず、
子育て支援課長には児童措置費なんですけれども、20ページの一番下に負担金、補助及び交付金の中に民間保育所等育成費補助金とあります。こちらの川島町内の民間保育所として認定されている場所名、数、それからこの2万1,000円の根拠、恐らく低年齢児の数と1人頭幾らというような感じになるかと思いますが、その根拠、単価等を教えていただきたいと思います。 それから、
町民生活課長におかれましては、塵芥処理費ということの中に……
○
小峯松治議長 ページを言ってくれますか。
◆
矢内秀憲議員 ページは24ページ、25ページなんですけれども、施設修繕費とあります。1,354万2,000円の補正がされております。こちらにつきましては令和4年度の当初予算でも8,500万円ほど提示してあります。ここで1,300万、いわゆる1億近く1年間に修繕されるということなんですけれども、ちょっと気になる点の質疑ということで2つ。 1つは、実際に当初の8,500万円に対してここでさらに修繕するための費用がアップしたのか、または修繕箇所が当初よりも増えたのか、そのあたりの内容を教えていただきたいと思います。 2つ目は、今、私どもも
特別委員会がありますけれども、今後、これから先、10年後を見据えるというような形の中で、そうなってきますと今後10年、令和13年稼働予定でしたっけ、そのあたりを広域になるんですけれども、それまでおおむね10年近くまで毎年1億円かかっていくという横ばいでの計画なのか、あるいは少しうなぎ登りにさらに予防修繕と言ったらいいんでしょうか、もたせるために予防を、壊れて直すんではなくて壊れないように直すという考え方の予防修繕だと思うんですけれども、その辺の考え方はどのような、計画ができているのかどうか、そのあたりをお尋ねしたいと思います。 それから、
教育総務課長におかれましては、26ページ、27ページになります。 こちらにつきましては、まず、小学校それから中学校のそれぞれ管理費用、いわゆる学校管理費があるんですけれども、1つは、これは小学校のほうですけれども、樹木の剪定伐採業務委託、こちらについて、令和4年度当初においても200万円の計上があったんですが、ここにきて補正でつばさ南小学校と出ております。これは、当初の200万円と今回のつばさ南小学校の関連、または、その200万円というのは違う小学校だったのかを、申し訳ない、ちょっと当初、私もうっかりしてましたけれども、その関連で、なぜここでつばさ南小学校が委託を出すのか、そのあたりも関連性があるかないかも含めて追加の理由を教えていただきたいと思います。 それから2つ目は、私のちょっと想定なんですけれども、今回、つばさ南小学校もかなり樹木が樹齢も含めて古い木々も多いんですけれども、もし仮に倒木の危険性があるということでそういったものを診断したのであれば、その結果に基づいて伐採、その結果が全て維持管理のために伐採ではなくて、このあたりはちょっと造園的な技術なんですけれども、伐採しなくても殺菌処理ですとかあるいは樹木に水が浸入しないように防ぐ方法とか造園技術というのはたくさんあるにもかかわらず、全て伐採してしまうという考えがもしあるのか、そのあたりも含めて。 というのはどういうことかというと、例えば、多分つばさ南小学校は樹齢が60年以上の木もあるかと思うんですけれども、参考になんですが遠山記念館等も樹齢が80年、100年近い木がある、そういった中も危険性がある木であっても切らずに丸太で支柱をさせたりいろんな方法があるわけなんですけれども、そういったことを検討されたのかどうかも含めて、ちょっとお尋ねしたいと思います。 以上です。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。 島村
子育て支援課長
◎
子育て支援課長(島村明子) それでは、矢内議員のご質問にお答えさせていただきます。 子育て支援課については、民間保育所等育成費補助金の2万1,000円の追加について、民間保育所の場所、数、2万1,000円の根拠、この3つについてのご回答になるかと思います。 今回の民間保育所育成費補助金は、埼玉県の保育所等物価高騰対策給付事業費補助金交付要綱に伴って町が実施主体となって行う事業となります。 川島町の民間保育所は、中山地区にありますあすか川島保育園1園となります。 2万1,000円の根拠ということなんですが、こちらについては県の補助要綱に伴って定員1人につき1,700円の補助金となります。あすか川島保育園については、利用定員が12名となっておりますので、1,700円掛ける12名ということで2万1,000円となっております。 以上です。
○
小峯松治議長 伊原
町民生活課長
◎
町民生活課長(伊原郷史) それでは、矢内議員の質疑にお答えいたします。 まず1点目、施設修繕費、当初予算に対して今回補正額が1,354万2,000円ということですが、今回これが増えた理由ということでございますが、先般、環境センターの焼却炉内の風道という施設があるんですが、煙が通るところなんですが、そこの壁が崩落してしまったというような案件がありました。それは当初予定していなかったもので、そちらの修繕で1,250万円ほどかかるということでございます。そういった緊急修繕をしたので、今回、ここで、そのほかにも何点かありましたので、1,300万ほど年度末まで足りないということで上げさせていただいたということが1点目でございます。 それから2点目、今後毎年、今回補正した結果、9,800万程度に決算見込まれると思うんですが、今後もこの程度かかるのかということでございます。 こちらの修繕につきましては、焼却炉の今言った壁面とか排ガスをろ過するろ布という布があって排ガスをきれいにするようなものなんですが、数年に1回交換が必要なものというのがございます。ここにつきまして多少の増減が年によって何年に1回とかなんであるものの、これは必要最低限ということで毎年一定額がかかってくるということ、例年計上しているものはこういった交換しないといけないものと本当に傷んでしまったものを選別して計画的に定期修繕ということでやっているということでございまして、ここ5年の平成29年から令和3年にかけての決算額で見ますと、一番少ないのが令和2年の5,800万ほど、多かったのが令和3年の8,400万ということで、修繕費、年によって若干の増減がありますが、おおむね5か年の平均で見ますと7,000万程度で推移しているのかなと思います。 今回も定期修繕、ろ布とか交換がたまたま当たったんで元々当初多かったものと、今回、想定していなかったものが発生したということで多いということでございます。 今後につきましては、何分古い施設でございますので、我々も必要最小限の修繕をしていく中で、今言ったように緊急的に発生するようなものも出てくるかと思います。当然、古くなれば古くなったほど、修繕のリスクは上がってくるかと思いますので、今申し上げたとおり毎年7,000万程度、平均でありますが、それ並もしくはそれ以上、今後かかってくるのはあるのかなというふうに考えております。 以上でございます。
○
小峯松治議長 鈴木
教育総務課長
◎
教育総務課長(鈴木克久) それでは、矢内議員のご質問にお答えをさせていただきます。 補正の中にあります樹木の伐採関係の委託のご質問かなと思いますが、まずは今年度の当初予算、令和4年度の当初予算等の関係のご質問ございましたけれども、小学校費の中で当初の中で200万円ほど樹木の伐採を計上したわけなんですが、これにつきましては、つばさ北小学校の樹木の伐採ということで、これは既に今年8月に委託のほうを出しまして伐採のほうは終了しているところでございます。 今回の委託につきましては、つばさ南小学校の樹木の伐採ということなんですけれども、これについては今年8月に鹿児島県のほうで小学校ですけれどもイチョウの木が倒れて校長先生がお亡くなりになるという、そういった事件がございまして、文科省のほうからも老木化や倒木により落下、そういった事故が発生するおそれがある樹木の安全点検を行うようにというふうな通達がございました。 埼玉県の教育局のほうからも同様な安全点検をするようにというふうな指導がございまして、早速川島町の
教育委員会のほうでも町内の6つの小・中学校のほうに樹木の安全点検を行ったという中で、上がってきた報告を見まして、今回、つばさ南小学校の樹木については老木化をしているというふうな状況があるということでございましたので、今回、130万円を補正いたしまして伐採のほうをするというような状況でございます。 なお、先程伐採しなくても殺菌処理とかそういったご質問ございましたけれども、今回の伐採に当たりましては造園業者のほうにも木のほうは見ていただいてまして、幹のほうが
大分空洞化しているような、そういった木も多く枝が折れて落下する危険性もあると。それから、枝が大きく伸びていて電線のほうにかかっているというふうな状況もありますので伐採をしたいということでございます。 ただ、全て伐採というわけではなくて老木化している樹木を予定しておりまして、今回、全部では26本予定しています。10メートル以上では8本ありますが、10メートル以下でも18本、こういった樹木のほうを伐採する予定でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
○
小峯松治議長 矢内議員
◆
矢内秀憲議員 それでは、それぞれの課長、どうもありがとうございました。 それでは、再質疑でございます。
教育総務課長にお尋ねなんですけれども、今回、鹿児島の小学校の校長の死亡事故という話は今お話聞きまして、当初のつばさ北小とはまた理由が違って補正をされたということで、そういった事故があっては本当にいけないなとは私も思います。 決して、私、この補正に別に反対しているわけじゃなくて、賛成の立場で今質疑しているんですけれども、ただ伐採ありきではなくて、今の答弁を聞くと国の通達がまず一つの理由で、安全点検をしなさいよと、決して国の通達は伐採しなさいよとは言っていないわけですよね。 川島町の
教育委員会がさらに調べていただいて、老朽というか腐朽して空洞している木が何本、それからいろんなそういう調査をしてくれたと。その調査の上で
教育委員会が伐採という判断をされたんだと思うんですけれども、そのほかにも剪定で残される木もあるということで、本当に最終手段で伐採というふうな判断を、この木はやむを得ないというそういう意味での伐採しますという判断をされたかどうかの、その辺ちょっと最終的な判断だったのかを、聞きたいのは要は26本あって何本伐採されるのか、分かったら教えていただきたいと思います。 なぜ、そういうふうに細かく聞くかというと、要は旧三保谷小学校でございます。私の出身校なんですけれども、今から30年前、本当に平成に入ってすぐのときに旧三保谷小学校、その当時は旧ではなくて三保谷小学校、開校100周年記念が行われました。今はですから130年以上たっているわけです。その100周年記念をやったときに、ずっと三保谷の歴史を私も知ったんですけれども、本当に三保谷のグランドは南側に今は国の有形文化財指定をされている鈴木さんの元郡長というんでしょうか、輩出した方の生家でもありますけれども、そちらの銅像があります。 そこの林なんかの木がその部分も空洞化して腐朽している木があるのかどうかをお聞きしたいなと思うのが、なぜかというと当時の100周年の実行委員会の方々がやっぱりあそこは三保谷小学校の学校園という位置づけをした林、樹木を植えているということが話題に上がったんです。現在も当時の30年前の実行委員の方々が今も健在で、60歳後半、70歳、80歳で元気よく生活されている方々にとってみると、歴史を知って何でもかんでも伐採されちゃうとちょっと困るなという話も出るんじゃないかなと思うんです。 そういった旧三保谷小学校の歴史を知った上で伐採に踏み切ってくれたのかどうか、そういった少し調査をされているのかどうか、もしかすると記念樹もあるかもしれません。だから、先程言ったのは、遠山記念館みたいに丸太の支柱ですとかそういった倒れないための工夫というのは結構あるわけです。それを検討してくれたのかどうかをもう一つ課長から、調査はいいんですけれども、地域のそういった歴史のある方々、本当によく知っていますので、間違っても簡単に安易に危ないから伐採ではなく、危ないから支柱をかけるんだという方法もかなりあるわけです。そういう方法を検討したのかどうかというのがまず一つ。 それから、今回、国の通達ということを言われたんですけれども、埼玉県でもふるさと埼玉の緑を守り育てる条例というのがあります。特に学校園については植樹をしなさいよと植樹を進めているわけです、埼玉県は。 そういった中で伐採していくことに対するそういう教育上の環境について、課長もしくは教育長、ちょっと答弁をお願いしたいなと思います。
○
小峯松治議長 再質疑に対し答弁を求めます。 鈴木
教育総務課長
◎
教育総務課長(鈴木克久) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 まず、当初申し上げました国の通達に基づいて、国のほうでも速やかにその診断を行って必要な対策を講じることというふうな通達でございました。 そういった中で先程も申し上げましたけれども、各町内の小・中学校、目視等によりまして安全かどうかという、そういったことを行ったわけなんですけれども、最初の質問にもございました記念樹、そういったものをよく調べたのかというふうなご質問かなと思います。 夏に実施をいたしましたつばさ北小学校の樹木の伐採のときにも、もちろん記念樹、そういったものについては残すような形で、全て切ったというわけではございません。 今回、つばさ南小学校についても、記念的なもの、そういったものであれば学校の校長先生等にも確認をしておりますので全てというわけではございません。 ただ、その木が空洞化している木ということであれば、これやはり強風等で倒れて危険性があるというふうなことになりますので、やはり子どもたちの事故につながるということでこれは危険性がありますので、そういったところを重点に置いた中で伐採のほうを行うというふうに考えております。 それから、2点目に記念植樹、緑を進めているというふうな、そういうふうなご質問もございました。 もちろん、今回についてはこういった伐採をしてしまうわけですけれども、そういった木だけではなくてほかの面でも緑化関係で学校の先生方もいろんな授業等で教えていると思いますので、そういった中で子どもたちへの指導といいますかそういったことは進めていければいいのかなというふうに思っております。 以上でございます。
○
小峯松治議長 矢内議員
◆
矢内秀憲議員 ありがとうございます。 1つ事例なんですけれども、旧出丸小学校も伐採が始まったと思います。 ちょっと私が気になるのは、地域学校協働活動を一生懸命、旧小見野小と旧出丸小がやっていただいております。みんなのひろばというのとあかめひろば、旧出丸小はあかめひろばなんですけれども、その本当に名称を誇るアカメを出丸小学校では伐採されてしまったというような話も聞いております。 だから、要は本当に歴史を誇る、あるいはそういった地域に根づく、あるいは地域の中の学校等の緑を、本当に事故をなくすための観点と緑のための観点からして大切ですので、課長の今の答弁の中に学校の教材等でも木々は必要なんだという、小学校のカリキュラムというんでしょうか、教材でもあるということで認識していただいておりますけれども、恐らく小学校の3年生、4年生は本当に自然と触れ合う授業をやっておるわけです。学校の木々の大切さ、そういうものを本当に感じていることの中のことでありますので、教育長にちょっと答弁を求めて終わりにしたいと思いますが、要は倒木が、あるいは空洞ということであって、判断するために危ないので……
○
小峯松治議長 矢内議員、簡潔にお願いします。
◆
矢内秀憲議員 すみません、一般質問みたいになっちゃって、申し訳ありません。 切るという観点と、それからあと学校の教育上の観点でそういったもの、植物を愛護していくという観点、この辺の今後のますます事例に達するわけなんで、各学校とも、その辺を含めた答弁をちょっとお願いしたいなと思います。
○
小峯松治議長 中村教育長
◎教育長(中村正宏) それでは、矢内議員の再々質問にお答えさせていただきます。 今回の経緯は、学校からも非常に木々が危ない、大きくなってしまって特に体育館の周りとかかねてからご指摘がありました。 課長答弁にありましたように、鹿児島の事例から国や県からの指摘もあり、しっかり子どもの安心・安全をしっかり確認しようということでやったものでございます。 過去の大事な歴史的なものも踏まえながら、未来に生きる子どもたちのために
教育委員会はこれからもしっかり進めたいと考えております。 以上です。
○
小峯松治議長 ここで昼食休憩といたします。続きの質疑は、昼食休憩後に行います。 なお、再開は午後1時といたします。
△休憩 午後0時00分
△再開 午後1時00分
○
小峯松治議長 昼食休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第56号 令和4年度川島町
一般会計補正予算(第6号)について、引き続き質疑を受けます。 渋谷議員
◆
渋谷幸司議員 それでは、2点お伺いしたいと思います。 まず、ページで言うと19ページの廃校の非常放送設備等の設置に要する経費、600万ございます。 学校ですので放送設備とかは備わっているのかなと思うんですが、これ非常用放送設備ということで新たにということだと思います。その内容をどんなものなのか、教えていただきたいと思います。 もう一点でございます。 17ページの新規就農総合支援事業補助金返還金ということで357万円ここに書かれてございます。 新規就農者でやめた方ということで、レンコンの方かなというふうに思うんですが、この辺の説明を求めたいと思います。 もう一点、新規就農総合支援事業補助金で39万3,000円、25ページについてと思いますけれども、これは新規就農ということなので、これは対象となる方、何人ぐらいいらっしゃるのか、その辺のことについて説明を求めたいと思います。 以上、よろしくお願いします。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。 藤間
政策推進課長
◎
政策推進課長(藤間隆) それでは、渋谷議員のご質問にお答えをさせていただきます。 19ページになります。歳出のほうでございますが、廃校の消防用の設備の設置工事の600万円の補正の内容でございますが、こちら廃校の利用ということで種々、今、試行的な部分をやっております。そんな中、消防の点検という中でご指摘をいただいた件につきまして改正を行うというものでございます。 学校自体は現行の消防法の中では非特定防火建築物という扱いなんですけれども、不特定多数の人が集まる施設につきましては防火対象物という形になりまして、今回の設備の内容の変更につきましては、旧出丸小学校と旧小見野小学校につきましては、誘導灯の設置をプラスするということが1点でございます。 あと、旧出丸小学校につきましては、今まで非常用の放送設備が設置されておりませんでしたが、これにつきましても法律上、設置することということのご指摘をいただきましたので、非常用放送設備の工事ということで、こちらの金額が大きくなっておりまして、合わせまして600万円の今回の補正という形になってございます。 以上でございます。
○
小峯松治議長 笠井
農政産業課長
◎
農政産業課長(笠井貴志) それでは、渋谷議員のご質問にお答えいたします。 2点ほどあったと思いますが、1点目が新規就農者の事業費補助金返還金ということで、今回357万4,000円、更正減となっておりますが、この方は先程おっしゃったとおりレンコン農家の方で、平成29年度に新規就農として始めたんですけれども、令和3年になりまして体調不良によりまして川島町の営農も中止ということが決まりまして、そうなると今まで受給した補助金全て返還ということになりまして、返還するに当たりましては対象者の方から一旦町を通過して県、国という形で返還になります。 令和4年度に関して、歳入歳出組んであったんですけれども、実は3月に離農ということが決まってまして3月に返還したいと、本人も返還の意向がありましたので、実は令和3年度の雑入で既に計上済みとなっております。そのため、歳入に関してはここで更正減、ゼロにさせていただいて、令和4年度に関しては歳出の部分だけ、町から県に対して支払いを8月に実施しました。 もう一点が新規就農の総合事業費補助金ということで、今回39万3,000円追加ということの内容なんですけれども、こちらは令和4年度の国の新規事業、経営発展支援事業になります。 内容とすると、機械とか設備、購入するときに経費を支援すると。対象者は、認定新規就農者、今回の補助対象事業費が500万、その補助率とすると国が2分の1で県が4分の1が出ますと。残りは申請者の負担という内容になっています。 今回のこの申請者はお一人なんですが、今年の6月1日に就農しました。出丸の曲師で就農した36歳の男性になります。主に、トマト、パパイヤ、キュウリに取り組むということで、その中でハウスの中で暖房機を使うと。暖房機に400万、総合環境制御システム100万、合わせて500万の経費に対して補助金が出ますよということで、国のほうが2分の1の250万円、県が4分の1ということで125万、合わせて375万補助金が出るということで、今回それを計上するんですけれども、一方で当初予算で計上したんですが不要になった分がございまして、理由とすると新規就農者の経営開始型というものと同じ枠で予算を組んでいるんですけれども、経営開始型に関しては農業所得が増えれば増えるほどその方に払える補助金の額が減っていくという仕組みになっていますので、ある意味経営がうまくいっていると。なので、その方に払う補助金がどんどん減っていっちゃうということでその分がマイナスになっています。 当初予算の不要になった分と今回必要な額を相殺しまして、実質不足している額が39万2,807円ということで、その分を歳入歳出同額で計上してあります。これに関しては、国の補助金を一旦県を通じて町に入れた後に申請者に払うという仕組みになっている関係で同額を今回計上させていただきました。 以上となります。
○
小峯松治議長 渋谷議員
◆
渋谷幸司議員 それでは、農政課長のほうに再質問させていただきます。 まず、最初の返還金357万円ということでしたが、大変な金額、返そうと思ったら、頂いてこの間にもいろんなことで活用していたんだと思うんです。その中からまた補助を受けた分ということで返還するということで、なかなか返還するとなったら大変な金額じゃないかなというふうに思っているんですが、ここでやっぱり最初、この申請の手続をするときに、もし途中でやめた場合にはこの金額は全部返還になりますということは、もう最初から説明済みということでよろしいか。 それから、今後、その後に説明を受けた分も新規就農者の関係かなと思うんですが、やっぱり皆さんそういうことは途中で体調が悪かったりいろんな都合の中でやめた場合には受けたものは返還するということは了承している、その辺のことをちょっと確認したいと思います。
○
小峯松治議長 再質疑に対し答弁を求めます。 笠井
農政産業課長
◎
農政産業課長(笠井貴志) それでは、渋谷議員の再質問にお答えいたします。 おっしゃるとおり、補助金をもらうときには事前に誓約書を書いていただいて、さらに保証人もつけて、その方に関しては今回お父さんが保証人になっています。離農の場合には全額返還ということには事前に同意されているという状況の中で今回に至ったということになっています。 以上となります。
○
小峯松治議長 ほかにございますか。 爲水議員
◆爲水順二議員 それでは、24ページ、25ページの環境美化事業の不法投棄のごみ回収、33万3,000円に関して何点かお伺いしたいと思います。 これ、全員協議会のほうで細かく説明を受けまして、いろいろ議論がなされました。 私が聞いている印象ですと、宅地に不法投棄をされてしまったということで、居住されている宅地に不法投棄されたのかなというふうに思うと非常に不自然な事案ではないかなというふうな印象を受けております。 そうした中で、今回、補助制度を創設するに当たって、今回、犯人が分からないからこういった制度をつくりたいというような説明があったかなと思いますけれども、警察のほうに被害届出されていると思いますけれども、それに対して警察のほうでは立件されているのかどうか、まず1点お伺いしたいと思います。 それと、過去二、三年ぐらい前にやはりダンプアップされたような同じような事案があったかなというふうに記憶もしているんですが、そのときには犯人が見つかったのかどうか、そのときに今回のような制度をつくろうとしなかったということは犯人が見つかったのかどうか、その辺に対してと、あと過去の事案に対して今回制度ができた場合にどのような措置を考えているのか、議論があったのか、その辺に対してもお伺いしたいと思います。 それと、交付対象者、全員協議会で頂いた資料の中に交付対象者について書かれておりますけれども、犯人が特定されないことというような条件があります。犯人が特定されていないときに民間で探偵等頼んで犯人を捜しているだの、警察のほうで立件して犯人捜しをしているだの、そうした場合のケースのときにはこの申請は受理されるのかどうか、その辺についてもお伺いしたいと思います。 それと、今回、限度額が50万円、3分の2というようなことでございますけれども、説明の中で今回の案件を基準にして算定してこの金額を決めたという説明がありましたけれども、そうしますと今回の事案の方はこの補助金に対して100%の恩恵を受けられるというような形でございます。 今回5立米という話でしたけれども、今後、例えば10立米の場合、いろんなケースがあると思いますけれども、そういったケースを考えたときにここで上限50万円、3分の2というふうに決定をしてしまうのが妥当なのかどうなのか、その辺の議論はどのような形でされているのかお伺いしたいと思います。 それと、この制度が設立された後に、非常にこれ不法投棄するというのはもともとまともな方じゃない方が行為を行うのかなというふうに思いますけれども、そうした場合に悪用はされやすい制度なのかなというふうにも考えられます。そうした場合の議論はなされているのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 それともう一点、最後に全員協議会の中で議論されていまして、そのときに前に一般質問をさせていただいているんですけれども、伊草のほうで道路のほうへ冷蔵庫が11台放置されているということで議論されまして、その中で課長の答弁の中で、今年中に撤去する方向で考えているというようなお言葉をいただきました。非常にありがたいなというふうに思っております。 それについて、今年中ということでいつ頃をめどにされる予定なのか、もし決まっていればその辺についてお伺いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○
小峯松治議長 ただいまの質疑に対し答弁を求めます。 伊原
町民生活課長
◎
町民生活課長(伊原郷史) それでは、爲水議員の質疑にお答えいたします。 まず1点目、今回、三保谷宿地内で不法投棄、4月29日にあったわけでございますが、こちら立件されたのかということでございます。 警察のほう、近隣の方が通報しまして、翌日から直ちに現場の検証等したというふうなお話を聞いております。 ただ、捨てられたものをいろいろ調べて、その中に捨てた方に委託した方まで見つかるかなというところで警察のほうで捜査していただいたんですが、そういったものは見つからなかったということで、犯人のほうも特定されていないということで、立件されたというふうな情報は私どものほうには入ってきていないような状況でございます。 それから2点目、過去二、三年の関係ということでございますが、私ども、今回、民地のお話で出させていただいておりますが、民地につきましては、多分ダンプアップ云々という話はなかったのかなと思います。ちょっとすみません、私も所管ではないんで、官地ではもしかしたらあって、その中でも犯人が特定されれば犯人に請求するんですが、基本的には特定されているような事案はないのかなというふうに思っております。なかなか不法投棄、証拠物が見つからないと難しいということでございます。 ただ、1件、大した量じゃないですけれども、カレンダーが河川敷に捨てられていたのがありまして、それは犯人は分からないんですけれども、実はある自動車会社のカレンダーだったもんですから、その自動車会社を警察のほうが呼びまして持って帰ってくれというふうにやったというものはありますんで、要は捨てた人間が分からなくても、その捨てた人間に頼んだ人間まで追及するようなことはやっているということでございます。 それから3点目、今回、説明の中で交付対象者で不法投棄した者が特定されないことを条件としているということでございまして、今、議員のほうから捜査中の場合、どうするのかといった話をいただきました。 基本的には特定されないことというふうに全協の資料に書いてございますが、例外として特定しても支払い能力がないような場合、そうすると結局捨てられた方が泣き寝入りになってしまいますので、そういった場合は例外として対象にしようかなというふうに思っています。 ですので、一旦捨てられて捜査中ということであれば、その間、すぐに片づけた場合、一旦私どものほうで補助は実施して、その後、犯人が分かって犯人の方に請求してお金が当然いただけるということであれば補助金は返還していただくということは考えておりますが、なかなか実際には資力がないのかなというところはあろうかと思っております。 それから4点目、補助金の50万円、3分の2の補助の件についてでございます。 この補助金、全国的にもかなり珍しいというか、私どももインターネットで調べた限りでは広島県の東広島市と島根県の北栄町というところでやっていることを見つけられたというものでございまして、埼玉県内でも多分聞いたことがないような補助でございます。 その中で、実際にじゃあ補助の上限が幾らがいいのか、それから補助率幾らがいいのかといったものは、内部で種々議論させていただきました。 今申し上げた2市町につきましては、補助率が結構細かく設定しておりまして、車両の借上げ4分の3、回収委託2分の1、処分手数料4分の3、消耗品の事務費1万というのが東広島市でございまして、北栄町は、車両の借上げ2分の1、処分手数料全額云々とか、ちょっと細かくなっているような状況でございました。 なかなか細かくしてしまっても、申請者の方、被害に遭われているのにあまり事細かくてもということがありましたので、我々としては3分の2が妥当なのかなというふうな結論をいたしました。 なかなか何が妥当かというところはあるんですが、最初半分かなというところもあったんですが、半分だとなかなか被害に遭われている方にとっては厳しいかなというところだったんで、3分の2というのが妥当なのかなということで設定させていただいたということでございます。 また、50万の上限ということでは、それ以上の被害があった場合というふうなご質問がございました。これも種々中で議論させていただきました。 今回、近隣の人も夜中に犯行が行われて、音が聞こえたとかというふうな話は聞いておる中で、多分ダンプ1台、それから人数も何人かいたんじゃないかというふうな近所の人のお話は聞いています。そういったそれなりに大がかりな内容で多分今回5立米ということでありまして、しかも宅地の奥でございますのでなかなかないのかなと、過去も田んぼに捨てられたとか道路、水路はそこそこあるんですが、そういった状況でございますので、今回50万上限ということで一度やってみようかなということで設定させていただきました。 それから5点目、悪用されないかというふうなもので、こちらの議論はどうだったかということでございます。 我々も議員おっしゃるとおり、不法投棄するような方ですから制度を悪用するんじゃないかというところも十分慎重に議論してきた中でございます。 そういった中で、我々としては警察に被害届を必ず出すというのは今回の申請要件にしております。警察が捜査をしますので、なかなか自分でやって自作自演というのは非常にリスクが高いので、そういった部分では悪用のリスクはある程度抑えられるのかなというふうには感じてございます。 それから最後6点目、上伊草地区の不法投棄の冷蔵庫の関係でございます。 こちらにつきましては、令和3年3月の定例会で小高議員からの質疑をいただき、さらに今年の6月の定例会で爲水議員からも一般質問をいただきました。また、9月の文教厚生
常任委員会でも小高議員から官地部分については町で撤去できないのかといった地域の切実な声を届けていただいたところでございます。 町としては、大原則である冷蔵庫を置いた者に対して撤去するように指導する方針でこれまで臨んできたところですが、行為者も判然としない状況で、これ以上現状のままではということは新たな不法投棄を招きかねないというふうに判断しまして、道路管理者の権限として撤去することとしまして、ここで諸手続を経まして12月6日にまち整備課と町民生活課の職員において撤去する予定で今のところございます。 以上でございます。
○
小峯松治議長 爲水議員
◆爲水順二議員 ありがとうございました。 この制度につきましては、被害者にとっては救済措置として取れるいい制度かなというふうには考えておりますので、よりよい形で進めていただければというふうに思っております。 それで、伊草の関係については、冷蔵庫がなくなって
大分道路がすっきりしてきれいになるのかなと期待したいところですけれども、その奥の民地のほうにまだ放置されている部分、それに対しましても引き続き指導等強化していただければ、お願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○
小峯松治議長 答弁はよろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結いたします。
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△議案第57号の説明、質疑
○
小峯松治議長 日程第14、議案第57号 令和4年度川島町
水道事業会計補正予算(第3号)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 石川
上下水道課長 〔
上下水道課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結いたします。
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△議案第58号の説明、質疑
○
小峯松治議長 日程第15、議案第58号 町道路線の廃止について(町道4074号線)を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 所管課長の説明を求めます。 小澤
まち整備課長 〔
まち整備課長細部説明〕
○
小峯松治議長 本案について質疑を受けます。 〔発言する者なし〕
○
小峯松治議長 質疑を終結いたします。
---------------------------------------
△議案の
委員会付託
○
小峯松治議長 以上で、今定例会に上程されました全議案、議事についての説明、質疑は終了いたしました。 上程されました議案等については、会議規則第39条第1項の規定により、各所管の
常任委員会に付託したいと存じます。 付託案件を事務局より朗読いたします。 事務局長 〔事務局長朗読〕
○
小峯松治議長 ただいま事務局より朗読しましたとおり付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峯松治議長 異議なしと認め、各
常任委員会に付託することに決定いたしました。 なお、
委員会付託文書表は配付のとおりであります。各委員会の審査日程は、それぞれ申入れのあったとおりです。各委員会において慎重審議していただくことをお願いいたします。
---------------------------------------
△散会の宣告
○
小峯松治議長 長時間にわたり慎重審議、誠にありがとうございました。 本日はこれにて散会といたします。 なお、次の本会議は12月6日午前9時30分から開会いたします。定刻までに本会議場にご参集いただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 長時間にわたりご苦労さまでした。
△散会 午後1時30分...